
机の上を整理しました。
それでなくとも部屋の中がカオス化しているのですが、まずは家の中で一番長い時間を過ごす書斎机をキレイにすることにしました。今までは机の上で置いておく場所を決めてあったものが多々あったのですが、今回はいつも使うものは机上机の上にまとめること、そしてそれ以外のものは机の引き出しにしまうことにしました。
出してあるものほど使われない
ノートにしてもペンにしても、すぐに使うものだと思って机の上にこれまでは置いてありました。
この週末は家から出られない状況であったため基本的に部屋の中ですごしていたのですが、そんななかよく見てみると本当に使うものはそれほど多くないことに気がついたのです。本を読んでいたり、ネットを見ていたりしたときにふと気がついたときに書くメモ。そしてそのためのペン。
当然それらは確かに使っていました。
しかし、よく考えるとどれだけの利用頻度だったのか。とりあえずの記憶として振返ると、どれもほとんど使っていないなという結論になりました。
それよりも、毎日持ち歩いているモレスキンの手帳やスーツから抜いたペンの方が圧倒的に利用率が高いことに気がつきました。使い慣れている、という意味では1日の圧倒的な時間を割く仕事で使うものが、もっとも使い慣れているに決まっているのです。
それらは毎日カバンやスーツから取り出され、翌朝にはまたカバンとスーツに戻っていきます。なので家にいる時間も、同じものを使えばいいのです。
あるべき時に、あるべき場所に
本当はこんなことではダメなのでしょうが、疲れて帰ってきて家でやれることはそれほど多くはありません。
- 読みたい本を読む。
- 仕事で必要な情報を探す。
- 文章を書いたりラクガキをしたり。
- 撮影した写真をLightroomで現像したり。
これらのことは、一度に複数できません。 せいぜいMacからiTunesで音楽を流す、インターネットラジオを聞きながら、といった程度です。
それなのに、何色もボールペンがいるのか?
答えはNoです。
それらのものは、必要なときに取り出して使えばそれで十分なのです。
毎回しまわないと、今何を持っているのかわからない
しまうということは、今自分が何を持っているのかはっきりさせることでもあります。
少し例えが違うかもしれませんが、株式や為替の市場では取引を終了することを手仕舞うという言い方をします。この場合は全てを売り切ってしまってどれだけのお金が残ったのかの意味合いが強いですが、相場を扱っている時は今一体自分はどれだけの利益、または損失を出しているのかなかなかわからないものです。自分の相場の中での立ち位置を確認するためにも、手仕舞うということがときに大事になります。
机の上でも同じことがいえるような気がします。
今、自分はどれだけの情報を持っているのかはっきりさせる。そのためにはノートをちゃんと閉じ、ペンを置くべき場所へ置くことで精査できるような気がします。
情報をアウトプットする時は、アウトプットを宣言するためにノートを取り出す
ボクがアウトプットするという時はネットに何かを書くか、仕事の調べ物を会社に持っていけるようにまとめることです(残念ながらUSBメモリで持ち込めないので紙に書き出しておく必要がある)。あとはせいぜい撮った写真をネットに書くときに添える程度です。
Macに入っているものは多少デスクトップがゴチャゴチャしていてもEvernoteで検索すればすぐに探せます。残念ながらノートに書き出したものはそうは簡単にいきません。アナログなものを探し出すときに机の上がゴチャゴチャだと、まず落ち着きません。そして、あれこれひっくり返さなくてはいけません。
その時にいろんなペンが何本も必要ですか?
ここでも答えはNoです。
アウトプットする時は、それに必要なものが机の上にあることだけが必要条件になります。
この状態を続けられるだろうか
せっかくキレイにした机です。 この状態を維持しなくてはいけません。 さて、そのためにはどうしたらいいでしょうか。 ただでさえ、これまでゴチャゴチャしていた机です。
- 必要なときに引き出しから出す。
- 使い終わったら引き出しにしまう。
この基本動作を癖、習慣にしないといけないでしょう。 ここに、新しい何かはありません。いるときに出し、終わったらしまう。洋の東西を問わずごくあたりまえのことを、今からでも習慣化するよりほかありません。
これまでやっていなかった新しいことは、何も新しく考えだしたものである必要はないのです。 他の人はやっていたけれど自分はやっていなかった。 それに気がついて実行することで、十分に日常に変化を求めることができそうです。
- まずはいるときに出す、終わったらしまう。
- それから寝る。
これをしっかりと習慣化していこうと思います。
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