5月25日(日)に開催された”趣味と未来のスケッチブック meets ハッピーラクガキライフ 〜未来を描くワークショップ〜 ”に参加してきました。主催はタムカイズムのタムカイさんと純コミックスの岡野純さんのお二人です。
何回かにわけて、イベントで「ハッ!」と思ったことをご紹介していきます。
趣味ってなんだろう
純さんのおっしゃる趣味は次の3つ。
- 好きだけどうまくやれない
- スペシャリストでなくてもいい
- でも、未来を描くことはできる
スペシャリストでなくてもいい、はもちろん趣味だから極めている必要がないことは十分承知していても、改めて聞くととてもホッとしました。
そして、そのためには次の4つが大切です。
- 自分を洗い出す(自分のもっている物を全部、GTDのInboxのように)
- 組み合わせる(組み合わせると活かしやすい)
- 形作る
- 作り続ける(続けざるを得ないようにする。意思ではなく環境をそうする)
ここで、自己紹介
ワークの最初は同じテーブルの人たちと自己紹介です。いただいたCamiAppのA4リングノートを使って①名前、②仕事、③趣味・特技、④やりたいことを書き出していきます。
途中で時間切れになってしまったのですが、こんな感じになりました(一部モザイクを…)。
最後の右下がやりたいことなんですが、僕が楽しんでいることや仕事でやっていることをいろんな人に伝えたい、ということで矢印を拡散してみました。
トリガーマップを使って自分を書き出す
1つ目のステップ「自分を洗い出す」をトリガーマップを使って行います。有名なマインドマップの手法を使って、自分を知るために必要な要素を12個書き出したものがトリガーマップです。
ここで大切なことは「質より量」。この量をたくさん出すことが、意外と大変なのです。それだけ自分で自分のことをわかっていないことでもあります。
僕のマップはこんな感じになりました。
トリガーマップを元に、スピードストーミング
トリガーマップで自分自身について12種類のトリガーを元に自分を洗い出しました。それを使って次はスピードストーミングです。スピードストーミングも初めて知ったものですが、こちらはブレストを1:1でやるような感じです。今回は洗い出した自分のことからこのあたりとこのあたりを組み合わせてこっち方向に持っていきたいということを相手に伝えたりしながらストーミングをしていきます。
このスピードストーミングが全く予期しない結果でした。
1時の方向にあるCharacter。僕はどういう性格なのかを考えるとまず出てくることが人見知り。そして、最近よく思うのですが基本的に人を疑っています。疑うと書くと直接的で懐疑心という印象になってしまいますが、あまり自分から進んで自分のことを話しません。
スピードストーミングの意外な効果
スピードストーミングでは1:1でお互いに自分のことについて4分で話さなくてはいけません。途端に緊張が走ります。これは午後の部で行ったのですが、昼食もみんなで一緒にビルの屋上で食べ相当にアイスブレイクはできているはず。しかし、洗いざらい出した自分のことを1:1でいきなり話すことができるのだろうか?人のキャラクターはその人自身がどのような考え方をもっていて、どのような立ち居振る舞いをしているかというものです。そこには自分自身への印象としてポジティブな部分とネガティブな部分の両方が出てきています。そして、ポジティブなことは自分でも捉えづらく、ネガティブなことはなんとかしたいということから強く自分に植えつけられています。
ここでスピードストーミングをしていくなかで自分がよくないと思っていたことに対して「それは逆にいいことでは?」といった意見をたくさんいただきました。これには驚きです。自分でよくないと思っていたことが、そればかりではないのかもしれない。そういう考えがもつことができたことが、今回のスピードストーミングで得ることができたとてもうれしい一面です。
この後、僕にとって今回の最も聞きたかったお話に移るのですが、それは次の記事に譲ることにします。
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