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将来のあるべき姿から今とるべき行動をイメージしてみる #juntam0525

将来のあるべき姿から今とるべき行動をイメージしてみる #juntam0525

5月25日(日)に開催された”趣味と未来のスケッチブック meets ハッピーラクガキライフ 〜未来を描くワークショップ〜 ”に参加してきました。主催はタムカイズムのタムカイさんと純コミックスの岡野純さんのお二人です。

最初の記事:アイスブレイクするにはまず自分を知ることから、そして自分が気がついていないことを誰かが気がついてくれる #juntam0525

クライマックスはスパイラルマップ

タムカイさんのブログでよく出てくる螺旋を上に描きながらイメージをイラストで置いていくというものがあります。今回のイベントのイメージについて書かれた記事からスクリーンショットで引用します。

Spiralmap

「未来を描く」と銘打ったワークショップをブログ「純コミックス」の純さんとともに開催するにあたっての私の思い #juntam0525

このスパイラルマップにとても興味を持ったのです。

仕事でもプライベートでも、何かの構想を練るときには紙に書き出します。例えば仕事の案件の全体像を掴み、なおかつ稟議書としての速報性をもたせるためにA4の原稿用紙にとにかく殴り書きをしていきます。わかっていること、わかっていないこと、これから調べなくてはならないこと。とにかく初動段階でこれを早くやるようにしています。

この作業が、スパイラルマップを見た瞬間に使えないかと考えたのです。

作ってみたスパイラルマップ

Myspiralmap

最近何かと行き詰まり感を出す後輩の指導。一体どうすればうまくいくのか考えているわけですが、そのプロセスにおける方法ももちろん大切なのですが、まずは最終的に何を目指してほしいかがあって、それに対して各人にあった対処方法を説明しようとしているのですがなかなかうまくいきません。私自身、最終的な目標はあくまでもみんなが考えることや文章が書けることをできるようになることにおいているものの、うまく伝わらないことから途中のプロセスのところについつい熱が入ってしまって目標を見落とすときがあります。

スパイラルマップで目標とそれに向けた計画を視覚化することで、予定とずれても軌道修正が早めにできそうです。そしてこのスパイラルマップ、実は下の方から描いていくのではなく上から描いていくところにミソがあります。

バックキャスティング 今を積み上げるのではなくて、将来から今をみる

初めて聞いた言葉です。バックキャスティングとは持続可能な将来のあり方から現在をみるという考え方です。

http://www.asahi.com/business/csr/special/sp02_04.html

 

石の上にも3年、継続は力なり。これらの言葉が意味していることは、とにかく地道に積み重ねることが大切だということです。しかし、一方的にしたから積み上げているだけでは横にそれたり方角が変わってしまったりしながら、それこそ紆余曲折しながら目標へ向かっていきます。それと同時に、将来のあるべき姿を想像して、そこから現在を見返すことで今とるべきアクションを見定めるというものがバックキャスティングの考え方といってよいでしょう。

これは思い当たるところがあります。街中をあるきながら写真を撮影しているとき、どんどん前へ歩いていって被写体を探していきます。これはあるいている方向からみえるものだけを追っていることになります。なかなかいい絵が思いつかないなと思ったとき、一度立ち止まって180度回転して反対側をみるようにしています。そうすると、今あるいてみてきたものの裏側をみることができます。この景色が結構楽しいのです。決してうしろを振り返っているわけではありません。新たな視点を探せばいく方角が変わりますが、そうすれば目標がみえにくくなります。そうではなく、思い描いた目標から今を見てみるという考え方は意外にすぐにしっくりとはいることができました。

今回参加してよかったこと

まず1つは今回紹介したスパイラルマップのお話を聞くことができて、実際ワークすることができたことです。タスク管理はToDoや如何にうまく効率的にやるか、そこに力が集中してしまいますが、スパイラルマップを描いておくことで大きな全体像をまずバシッと決めておくことができる。これで今回参加した目的は達成されました。

もう1つ。それは前回の記事に書いた、自分を知ることと自分がいけないなと思っていることも、他の人は意外にそうは思っていないことがあるものだとわかったことです。これは参加する目的に入っていなかったので思わぬ収穫でした。

絵が描けるってうらやましいな、とずっと思ってきたことがラクガキであればいつでもできることがわかって、それからラクガキをかなりするようになりました。会社のシュレッダーボックスのなかには裏紙に書かれたマウスの鉛筆やボールペンの絵がたくさん入るようになりました。そしてスパイラルマップでラクガキが、見方によっては会社で遊んでいるととられそうですが実は実は仕事のことを考える上で1つのツールになり得ることは、僕の24時間のうち相当時間を費やす会社の時間を、また少し楽しい方へ持っていってくれそうです。

タムカイさん、岡野純さん、ありがとうございました。

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