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穏やかな海はよい船乗りを育てない

仕事の取捨選択がヘタなのか、それとも貧乏くじを引く星の元に生まれたからなのか。ちょっと奢ったいい方になりますが「何で僕にばっかり」と思うことはよくあります。それは仕事の量であったり、質でもあります。こんなトラブル、他の人はまず関わらないよなというものもあります。当然こちらの怠慢で招いたトラブルは自らに責がありますが、融資という長期間にわたって取引がなされるものは、その間に担当も代わり、またお客様の取巻く状況も変わり、タイミング悪くその時期に自分が在籍していたのでその処理にあたるというケースが多々あります。

「これも経験だ」という考え方ができているうちはいいのです。しかし、それが積もりに積もると「何で僕ばっかり」が頭をもたげます。少し前に、立て続けにいろいろなことが起ったとき、「穏やかな海はよい船乗りを育てない」という英語の格言があることを知りました。

http://www.lifehacker.jp/a/2013/07/130726smooth_sea.html

A Smooth Sea Never Made Skillful Sailor

Whether everyone’s on your case, you aren’t feeling motivated, or you just feel like you suck at something, we all feel a little discouraged from time to time. This English proverb reminds us that discouragement isn’t for naught.

from: lifehacker http://lifehacker.com/a-smooth-sea-never-made-a-skillful-sailor-514449168

(意訳):誰でもあるだろう、モチベーションが上がらなかったり、何かに失敗と思ったとき、みんないつも少しはがっかりするだろう。この英語の言葉は、がっかりすることは無意味だということを思い出させてくれる。

トラブルから学ぶことはとても多いです。逆に、トラブルからなにも学ばなかったら、トラブルを起こしたその行為と後処理に使われた時間は無駄になります。普通にやっていることが普通に過ぎていく、もちろんそれが一番いいことではあるのですが、そんなに単純なことだけで生活できるほど簡単なものではありません。うまくいっているばかりでは、想定外のことが起ったときにどのように対処してよいのかわからなくなってしまいます。それが傷口を広げることも考えられます。

逆にこうも言えるでしょう。荒れた海を想定して準備をしておけ。長い航海には何が起るのかわかりません。自然が相手の船乗りは、どんなに厳しい気象条件でも船を守って自分たちの命を守らなくてはいけません。そのために装備を準備し、この問題が発生した場合はこの対処をすればいい。それがあるかないかで、想定外のことが起った場合の気持ちの持ちようは随分と代わります。

準備していればそれは想定外ではないかもしれません。しかし、それでも準備していたものだけでは足りないことがあります。その時に、こういう場合はあの時のこのやり方で切り抜けられるかも、といった経験が役に立つかもしれません。きっと、そういうときが来るはずです。自分ではその場面でなにも感じなくても、以前に荒れた海で経験したことが、その場面で普通な対処ができる状態を作り出しているのだと思います。

英語圏では身近な言葉?

Googleでa smooth sea never made skillful sailorを検索してみたら、ポスター、Tシャツなどいろいろなところでこの言葉をデザインしたものが出てきました。skillfulがskilledのものもあります。

おもしろいところでは、iPhoneのカバーにこの言葉がデザインされたものがあることです。それに、tumblrではこの言葉のタグがあるほどです。それだけ英語圏では身近な言葉なのでしょう。

目が回りそうなぐらいいろいろなことが起ったとき、この言葉を思い出してここは海じゃないんだから何とかなるさ、と思うようにしています。

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