今使っているiPhone7 PlusはiPhoneだけで3台目。iPhone5から使っているけれど、iPhoneでアウトプットする作業ということはほとんどしたことがありません。Evernoteはもちろんのこと、iCloud経由で自宅のMacと簡単に同期してくれるエディタ類のアプリももちろんiPhoneにインストールしてあります。
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と、ここまできて今は家の母艦iMacで書いています。
もう2年近く徒歩通勤なので、iPhoneで書くほど外にいる時間が少ないということもあるでしょう。たまーにsiriでツイートをしたりしていましたが、田舎の道で携帯を水平にして何かを喋っているという姿を見られる、必ず振り返られます_つまりちょっとした恥ずかしさがあったり…。
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2世代目iPadを持っていたのですが、OSのバージョンアップを重ねるごとにかなりもっさりとした動きになってきました。文字を打つには文字変換に待機時間がかかりすぎてどうにもこうにも。このタイミングで新しいiPadを買い直すか考えましたが、やっぱりキーボード欲しさがまさってしまってMacBook Airをお買い上げ。ますますタッチパネル系の端末でアウトプットする機会が減少ですね。
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タッチタイピングは、特にキーボードの位置とかを確認せずに入力できます。キーボードを見ることがないので、とても早く頭の中からアウトプットすることができます。でも、フリック入力だと頭でキーの位置を考えながら、そしてまるで声に出すかのようにキーボードを見ながらタップしています。まるで声を出すかのように_なので、文体が口語体になっているような気がしないでもありません。文調の違いが気になるのかな。
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ここまでで1つ言えることは、実はあまりフリック入力が得意でないという点があげられるかもしれません。確かに、一番最初のスマートフォンはドコモのHTC-03Aでアンドロイドでしたが、フリック入力になじめずすぐにBlackBerryに変えてしまったという経験があります。QWERYキーボード至上主義。ひょっとしたら、そんな考え方が今も残っているのかも。人間の慣れというか、癖というのは怖いものです。先日、大手家電量販店でAndroidを搭載したBlackBerryを見たときは_はっきり言って萌えました。
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iPhoneでのアウトプットが苦手だということは、裏を返せば何かの気づきがあったときも、逃してしまっているのかもしれないなと思います。だって、iPhoneに入力することにはアウトプットもインプットも同じなんだから。会社の中で通信端末が使えないので、仕事中は手帳に気づきを書くことに慣れていますが、そうではないときはどうなんだろう。ノートはお出かけするときは持ち歩くけど、ちょっとそこまでっていう時にまでは持ち出さない。そういう時の気づきに対して、今までどう対処していたのかというと今更思い出すことができない。
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ノートとiPhoneの二刀流言えば聞こえはいいが、ノートとiPhoneが併用できない時間帯が長いので、たぶん本当の意味での二刀流ではないかもしれない。二刀流って、いつでも両方使うことができますよってのが前提の気がするので。
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iPhoneを買い換えるたびにカメラの性能はどんどん上がってくるから写真をデジカメ出さずに撮影する機会は増えているし、カメラで撮影した写真もiPhoneで見る機会は多い。だけど、もう少しiPhoneからのアウトプット、もしくはiPhoneへのインプットの機会を増やさないと宝の持ち腐れになってしまいそうだし、ひょっとしたら何かの気づきを入力できないのも、気づきに対する宝の持ち腐れになってしまいそう。
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そんなことはない。ぼくのiPhoneはまだまだ活躍してくれるぜ。
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