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時差出勤

時差出勤

ここ最近の会社の命題は「残業をしてはならない」。

定時から40分を超過して残業する場合は人事部へ申請せよ。

ありがたい話だ。上司の目を見ながら先に帰るのに気がひける人にとっては、こんなうれしい話もないだろう。とにかく、何がなんでも定時+40分以内に会社からでないといけないのだ。

そのための一解決方法:時差出勤

とある部署ではこんな方法をとった。役席者1名を1時間遅れで出社させ、他の人が定時に残った仕事を遅番出勤者に丸投げしてしまおうという方法だ。

これであれば、誰も勤務時間を超過せず、会社からの通知を達成することができる。

残業をしない根本的な問題はどこだ

  • 残業を減らし、人件費を圧縮する
  • 従業員の会社以外の生活を充実させる

これらは残業をさせない理由のごく一部にすぎない。きっともっとたくさんな効果があるだろうが(あるにちがいない)、名目としてはこの2つがよく使われる。

違うだろ?

仕事のやり方を変えず、仕事の量も変えず、とにかく勤務時間を短くしても効率が上がることは決してない。まぁ、毎日の締め切りが明確に決まったことになるので、時間あたりの仕事の密度は少しは上がるかもしれない。しかし、高密度で仕事をするのは素晴らしいことだが、高密度だけではやっていけるほど単純ではないのが人間というものだ。

フッと気を抜いてみる。そんなほんの少しな時間が、より密度の高い仕事を生み出すことだって大いにあり得るのだ。

しかし、それは否定される。とにかく、決められた時間に鍵を閉めることが目的なのだ。

その本意はどこにある?

今の仕事を見直し、より効率的な仕事を行うにはどうすればいいのか。

短い時間でも生産性の高い仕事を行うにはどうすればいいのか。

今、残業をしてまでやらなくてはならない原因はどこにあるのか。

そういったものを探求し、新しい仕事の進め方を思考錯誤し、より良い会社での時間をすごすことを考えようということが本意のはずだ。それしかない。もちろん、それを考えた上でもっと長時間働けということも、それはそれで毎日が学園祭前日みたいで楽しいかもしれないが、それも違うのだろう。

時間の使い方を工夫しよう。

残業を減らすことの本当の目的はここにあると思う。しかし、経営陣も直属の上司たちも決してそれを口にしない。上司が口にするのは残業をするなという指示が出たということだけをおうむ返しのように唱えるだけだ。

夕方までは今まで通り仕事をやっている。そして時間が迫ってくると急に急かしてとにかく会社から出させようとする。

そうじゃないんだ。求められていることではないが、経営陣が入っていることをやるためには時間の使い方を考え直さなくてはいけないのだ。仕事の分担を考え直さなくてはいけないのだ。部下との仕事の接し方も考え直さなくてはいけないのだ。

どうしてそれを考えない?答えは明白だ。それを考えることは役席者にとっては仕事が増えることになるからだ。

しかし、それを行うことがそもそもの役席者の仕事のはずではないのか?どうしてそこから逃げるんだ?

 

今月から我が部署で始まった時差出勤。早速今週は自分が当番だ。

おかげでこの時間にブログを書くことができたことが、ある意味時差出勤の効果があったからかもしれない。

しかし、役付者の仕事への見方を考える機会にしていこう。それが端くれ役席者のボクの仕事だ。

 

さて、朝食を食べようじゃないか。

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