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自分の席はどこだ?

自分の席はどこだ?

マイナビ新書から発売された知的生産の技術とセンス ~知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術~ (マイナビ新書) のイベントがグランフロント大阪のCafe Lab.開催されたので参加してきました。ハッシュタグは #梅棹本 です。

セッション1ではITジャーナリストのまつもとあつし(@a_matsumoto)さんからインプット編を、セッション2ではLifehacking.jpの堀正岳(@mehori)さんからアウトプット編、そしてセッション3ではお二人にくわえ、R-Styleの倉下忠憲(@rashita2)さんも登壇されトークセッションの3部構成でした。

イベントで登壇者の方がお話しされたことについてはぱうぜ(@kfpause)さんがTwitter実況中継をまとめてくださっています。ぱうぜさん、お疲れさまでした。

元祖ライフハック=「知的生産の技術」とセンスを磨いて情報発信の達人になるには? #梅棹本 トークイベント実況ログ

発信すること

ウェブに何かを書くということは、実はボクのリアルの人間関係ではそれほど多くの人がやっているわけではありません。Facebookにちょこちょこ写真をアップする人がいるぐらいで、ブログを書いている友人はまずいません。

そんな彼(女)たちからすると、わざわざ自分のことをブログにして人に知らせていることが稀有に見えるようですが、ボクはあまり気にしていません。そして声を大にしてブログ読んでねということもしません。SNSのアカウント一通りにdlvrからお知らせするのとFacebookのタイムラインに静かに落とす程度です。

趣味にせよ何にせよ、自分が生産したものをどれだけ多くの人の目にとまるようにするかといえば、まずは家族友人が最優先にあげられます。まずは自分のことをよく知っている人に出来栄えをみせ、感想をもらうという方法が確実にリアクションを得ることができるからです。ただ黙って静かに好きなものに没頭している時間も大切ですが、承認欲求をもった人類では良きにせよ悪しきにせよリアクションを求めます。

大学2年生の1996年からウェブに何かを書くという表現方法を今にも糸が切れそうな程度に細々とやってきましたが、それは大学2年生の時からなぜか感じていた、自分自身を表現する方法を何か1つ持っていなくてはいけないという根拠のない理由1つで、かれこれ20年弱ウェブに何かを置いてきました。それはウェブに書くことが仕事で必要な文章を書く練習であったし、必要と思われる情報を集めたものをまとめることの練習であったし、しかし自分の手元だけに残しておくのではなく誰かに見られるかもしれないウェブに置くことで練習を1段上に上げるということをなぜか意識していました。

ウェブのどこにあいているんだろう、ボクの席

さて、ウェブに関わること20年近く経つわけですが、ネットから必要な情報を得ることはしていましたがネット上で起きていることなど全くどこ吹く風です。早いうちからアメブロでブログという仕組みを知った時は「あぁ、これで面倒なタグを書かなくてもすむし、いちいちftpでファイルを転送する必要もなくなるんだ」程度にアカウントを作ってみたりしました。しかし気がつけばウェブに何かを置くということが生業となるだとか、どうすれば集客をすることができるかという話題がいっぱいで、そういうことが繰り広げられていることを知り始めた1年半ぐらい前は「ブログで生活費を稼ぐから仕事を辞めた?は?どういうこと?」という感がどうにもぬぐえません。

ウェブの経歴としては十分に長いけれど、今起こっていることの潮流に乗ることはできなさそうです。そういう自分の居場所をわざわざ探すことは面倒に感じましたし、自分には続かないなと瞬時に感じました。だって、1段上の練習場所だったので。

日常に転がっている自分の席

ボク自身は毎日会社へ出勤し、そこにある仕事を決められた規則やノルマがある中でも、どこか何か考えればもっとたくさんこなせるのではないか、もっと効率的にできるのではないかと考えてそれを実行し、夜になったら家に帰るといういわゆるサラリーマンです。考えなくてはいけない集客は自分のウェブサイトのことではなくて会社の集客です。属している仕事はいわゆる免許業種ですので仕事のやり方は黙っていても上から降ってきます。免許が取り消されてはいけませんから、厳格にルールは決められています。

そのルールも所詮はボクと同じ人間が考えたことですので、こちらも考えれば「ん?」と思うことが多々あります。そのやり方でもいいんだろうけど、こういう風にやった方が少し時間はかかっても確実じゃない?、こちらはこうした方が時間が短くて済むんじゃない?お客さんにこんなことを話したら耳を傾けてもらえるんじゃない?そういったことが、普通に起こるわけです。自分の考えが正しいかどうか確認しにいくと、頼むから余計なことを考えずに今までの方法でやってくれ、という人も大勢いますが、それを続けることで怖いのが誰も何も考えなくなるということです。

コンプライアンスが厳しいこの世の中ですから、間違ったことをしてはいけません。間違ったことをするなということと、言われた通りやっていれば間違ったことが起こらないんだということは全く別物です。

たぶんここが、ボクの席

間違ったことをやらないために作られたルールにはその理由があります。理由を知らずに仕事をすることは、少しオーバーな言い方かもしれませんがバッターボックスに立ってとにかくバットにボールをあててこいと送り出されたものの、3回バットがから振れば終わりになることを知らずにバットを振ることになりかねません。それを知らずに仕事をすれば、何も考えずにバットを振って2回目であたったらよかったものの、3回やったら終わっちゃった、あれ?ということが実際よくあります。もし、3回バットがから振れば終わりになることを知っていれば、ボールを選ぶはずです。

なのでボクの席は、この決まりはこういう理由でできているんだ、規定集にはそのように書いてあるがこの作業を追加した方が間違いが起きにくい、といった決められた中で考えること、考えたことを伝えてみんなに実行してもらうこと、そして、考えるということを伝えることにあるわけです。

関連リンク

Lifehacking.jp:「知的生産と情報発信のイベント」大阪グランフロントにて無事開催しました

R-Style:普通の知的生産がある生活

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  1. 自分の席はどこだ? | 今日よりいい明日がきっとあるはず #梅棹本 http://takakikobayashi.com/2014

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