
会社に入って2~3年目頃、当時内勤でしたけど結構仕事の量が増えてきました。増えるだけならよかったのですが、案件ごとに長短が出てくるようになり、さすがに頭に入りきらない状態になりました。さすがにマズイと思って仕事の管理をしようと考えたことは…。
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パソコンで扱う=仕事が速くなる?
Windows95が発売されたときに大学生であった人たちは、レポートの作成も卒論の作成もオールパソコン作成の第1世代(文科系に限る)といえるでしょう。情報を集める=インターネットで検索する、統計データを扱う=スプレッドシートを使う、文章を書く=ワードプロセッサを使う。 アナログで収集、作成、提出から一気にデジタルに進んだので、デジタルで扱う=作業時間が短くなるという事実ではあるけど、同時にそれが全てではないということに気がつくのはもっと後のことです(今、この記事を書いているホンの少し前まで)。 大学時代はそこまでパソコンが進んでいましたが、入社した会社がWindows95どころか、そもそもWindowsのパソコンが1台もなかったため、時代を巻き戻したかのような手書きの書類作成が耐えられなかったのを思い出します。
手書きへの逆戻りで、タスク管理=デジタルでやるもの、という誤解を植えつけられた
Windows95大学生世代はとにかくパソコンを使うことで時代の波に乗り遅れるなといわんばかりに、ガンガンにWordを使い、Excelを使い、はたまたHTMLでホームページを直書きまでやっていたので、手書きという概念自体がほとんどなかったです。スキー場でリフトでゲレンデを登っていたところに、急にスキーを担いで登れといわれるようなもの。とにかく苦痛、手が痛い、文章直して1行のスペースが足らなくなった(または余った)のトラブルオンパレードです。何でわざわざ時代遅れなことをやらされなくてはいけないんだ?という疑問が、気がついたら仕事をする=パソコンでやるという誤解を決定づけられたように思います。
だけど、うまくいかないタスク管理
タスク管理は時間、処理工数などなど、全体として管理しなくてはいけません。僕は残念ながらパソコンには強い大学生でした(と、勝手に思っている)が、タスク管理の複雑さまで理解するほど賢い大学生ではなかったということです。 締切日で管理して失敗、処理工数で管理して失敗の連続でした。とにかくうまくいかない、うまく仕事が制御できない。9:00〜15:00は紛れもなく接客業で当然予定外の来店のお客さんが来たら、その時間分だけ終わりが後ろへスライドします。どんどんと後ろへ流されるだけでした。
結局手書きがいいという話で落ち着くわけですが、手書きは手書きで右往左往します。これはまた日を改めましょう。
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