先日1回投稿したけれど、久しぶりのブログ更新となりました。別にブログのやる気がなくなっていたわけではなくて、なかなかMacの前に座る時間がうまく取れなかったもので…。
その間、文章を書くこと_あるいは文字を連ねること_の量が減っていたのかというと全くそういうことはなく、むしろ文字を連ねることは自分のこれまでの経験でも「これでもか!」というぐらい書いてました。本業の方で。
文字でしか伝えられない世界
交渉のやり取りの資料。お互いに代理人をたてて交渉が進むわけですが、代理人との打ち合わせで提出する全て文字で書き起こしていかなければならなかったことがありました。
例えばそうですね、銀行の預金通帳があるとします。
普通は、預金の取引内容を説明するなら「以下の表をご覧ください」と導入して、ポイントを説明するだけですむような気がしてしまいます。
日付 | お支払金額 | お預け入れ金額 | 残高 |
---|---|---|---|
28- 2-28 | 30,000 | 50,000 | |
28- 3-25 | 給与 | 230,000 | 280,000 |
28- 3-31 | 5,800 | スイドウ | 274,200 |
28- 3 31 | 190,000 | クレジットカード | 84,200 |
ところがそれが使えない。
全てを文章にして取引内容を書かなくてはならない。
例えば、こんな具合に。
平成28年2月28日に30,000円が出金され、残高が50,000円になりました。次に、平成28年3月25日に給与が230,000円入金となり、残高は280,000円となりました。
平成28年3月31日には2件の出金があり、スイドウとして5,800円、クレジットカードとして190,000円が出金され、残高は84,200円となりました。
ここではたった4つの取引だけを書きましたから、上の表がなくてもわかるかもしれません。実際はこのようなやり取りの1年分ぐらいを文章で1つ1つ説明していくわけです。
よく言えば、確実に_読む人が読み飛ばさなければですが_預金取引の動きを伝えることができます。
悪く言えば、説明が冗長になっているとも言えるでしょう。
なぜ、ここまでして説明を言葉に落とし込まなくてはならないのでしょうか。
そこのところを、次に考えてみる必要があります。
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