イベントや研修会に出席するときのメモ。今まではノートに手書きでした。iPhoneで入力しても追いつかないし、iPadではタッチメソッドが追いつかないし誤打が多い。それならワイヤレスキーボードでも持っていけば良さそうですが、机がないと難しそうなどなど、なんだかんだでテジタルには挑戦したことがありませんでした。
しかし、悲しいかな自分で書いた字が読めないときが、まぁ稀にあるわけです。それにノートをiPhoneのカメラで撮ってEvernoteへ入れるわけですが、自分で書いた字が読めないときがあるような字はOCRも期待できません。最初からデジタルで残すにはどうするのが一番いいか。いろいろと考えましたが、ガジェットがバラバラするのも面倒です。ということでMacBook Proをもって行きました。
会場に到着してMBPをひらくPCバッグから取り出して膝の上に置いてみると(つまり机はなかった)、足を組めば全く違和感なくキーボードを打つことができました。そこでEvernoteにノートを作成しカタカタと打ち始めたのですが、#twdw2014のハッシュタグでつぶやいていいよということなのでブラウザも起動しました。ホントに最初の方だけはEvernoteとブラウザを切り替えてキーを打っていたのですが、それも随分と手間がかかります。
そこで、先日の#梅棹本のイベントで @kfpauseに教えていただいたTwitter実況中継をやってみることにしました。
Twitter実況中継、その方法
ハッシュタグ#twdw2014は決められたハッシュタグですので、それを最後につけてつぶやくだけです。ただ、@kfpauseはそこに自分のコメントをつけるようにしているとのことでした。そしてひたすらキーを打っては送信、キーを打っては送信を繰り返します。
はじめのうちはMacから目が離せませんでしたが、膝の上でキーを打つことに馴染んでからは登壇者の顔を見ながらキーを打てるようになります。スライドの十分に見ることができました。話し手側からすれば、オーディエンスの目が手元のPCばかりにいっていたら話が伝わっているのか伝わっていないのか、とても不安になると思います。これはノートで手書きしていても同じことですが、ノートの場合はさすがに登壇者の顔を見ながらノートに文字を書くということは(僕には)至難の技です。PCでキーを打ちながらの方がよっぽど登壇者の方を目で追うことができると思いました。
togetterでまとめる
togetterでまとめることはホテルに戻ってからやりました。終了後は久しぶりに一緒に参加した久しぶりに会った友人とご飯を一緒にしたからです。
しかし、togetterのまとめだけは何としても今日中(実際には翌日未明)に終わらせようと最初から考えていました。大勢の方が参加しているイベントですので、みなさんそれぞれがハッシュタグをつけてつぶやいてみえます。聴講中もリツイートしていただいたりとツイートが飛び交っていました。翌日やってもまとめはまとめですが、どうせまとめるならばハッシュタグでツイートを見ている方々の熱が冷める前にまとめた方がいいなと感じたからです。
実際、togetterでまとめを作るのも今回が初めてで、下書き保存をしていたものをバックアップから出してしまったためにツイートがダブってしまったというトラブルはありましたが、基本的にはドラッグアンドドロップでできてしまうのでまとめるのはそれほど大変ではありません。それよりも、togetterは文字に装飾ができますので、どの部分を装飾で強調するかを悩みました。
togetterでまとめる副次効果
僕と同じく会場からハッシュタグ付きでつぶやいていらっしゃった方は大勢みえます。まとめを時系列で並べたところで自分のタイムラインに他の方々のつぶやきが追加されていきます。自分で「あ、ここはちょっとあやふやになったな」と思ったことも、他の方のつぶやきを見ることで補完することができます。また、僕自身が引っかからなかったこと、取りこぼしたことをも拾うことができます。自分が感じたことをツイートしているわけですが、そこに第三者のツイートが加わることで自分のツイートを客観的に見ることができます。
それに加えて文字装飾でどこを強調するのかを考えるのが、最も聴講内容を植え付ける上で役に立ちました。これは話し手が何を最も伝えたかった言葉かを選ぶことに他ならないからです。話には前後関係があります。上から順番に見て装飾していたら装飾だらけになってしまいます。一旦全部の内容を俯瞰して、後で伝えられたことを踏まえて前段階の言葉を装飾していくと、何が伝えたかったのかが鮮明になってきます。
もちろん、一参加者としてお話を聞いて勝手につぶやいていただけですし、登壇された方々とは面識があるわけではありませんので僕が文字装飾で強調したことが、本当にお話をされた方の伝えたかったことから的を外しているかもしれません。あくまでも僕なりの、という枕詞はつきますが、登壇者の方々の意図をなるべく汲み取ろうとするにはもってこいな作業でした。
できなかったので、次から気をつけたいこと
初めての試みだったので、といえばただの言い訳ですが、 @kfpauseさんはツイートごとに自分のコメントを混ぜているとおっしゃってみえたので挑戦してみましたが、ほとんどのつぶやきに入れることができませんでした。今改めて読み返してみると「いいなぁ」とか「すごい」といった感嘆を表すだけしか入れられていません。これはキーボードの入力を早くするというよりも、頭の回転を早くする努力をした方がよさそうですね。
次回以降はこの点を気をつけてみたいと思います。
最後に、今回作成したtogetterのまとめはこちらになります。
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